2019年1月28日月曜日

秀衡塗

先日の香港渡航の折、息子の嫁さんのご両親には本当にお世話になった。
すっかりご厚意に甘えてしまったが、帰国して、はて、このままでいいのだろうかと思いつつ、ついつい日時を重ねてしまった。
やはり、このままでは申し訳ない。何等かの御礼をすべき。と思い、はてさてそのお返しを何にすべきか、と色々考えあぐねていた。
口に入る物が細書真っ先に脳裏に浮かんだが、口に入ってしまえばそれっきり、後は出てしまうだけで跡形もなくなる。況してや輸送の問題もある。では他に何かないかと思案していると、「そうだ、記念に残る物がいい」と思い立った。
出来れば地元の物がいい。

そうこう考えを巡らせていると  続きを読む・見る>>

2019年1月24日木曜日

『ふみくら第2号』発刊

昨日、関係者宛に『ふみくら第2号』の発送を滞りなく終えた。
『ふみくら第2号』は、一関文学の蔵30周年を記念し、年刊誌として昨年2月に発刊した創刊号に続くもの。
今号は世界遺産毛越寺の延年の舞(藤里明久貫主)の論考や、柳の御所を囲む堀や池を満たすための導水路として、平安時代末期に企画開削されたと云う照井堰疎水(照井土地改良区小野寺道雄理事長)との関わりなど、歴史的考察や詩、短歌、俳句、エッセーや随筆など、地域に根ざした文化誌として、岩手県南を中心としたオールジャンルの文芸が1冊の中に収められている。

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2019年1月21日月曜日

香港九龍游々紀行「シャンカンの旅情にふれて」後編

香港式結婚式を、ホテルから徒歩約10分の場所にある尖沙咀婚姻登記処で行われた。
日本とは異なり、弁護士が間に入り誓約書にサインをすると云った内容だった。
式場に入る前、入ってから、式場から出た後も記念撮影が暫く続いた。ご当地の人たちはかなり写真が好きなようだ。
私はどちらかと云うと風景写真を好むが、影響されたか、人物写真にも多少の興味が湧いてきたのだった。

結婚式も無事に終わり、後はご親戚との宴会が夕方にあるとのこと。それまで多少の時間があったので、香港島に渡り、観光することになった。
ご両親やご親戚と一旦別れ  続きを読む>>








香港九龍游々紀行「シャンカンの旅情にふれて」前編

縁があって、息子がお嫁さんを娶ることになった。
台湾の大学に留学していた時に知り合ったようだ。
そのお相手は香港生まれの可愛いらしいお嬢さんで、この度、香港式の挙式を上げる為に初の香港渡航と相成った。

平成31年1月11日(金) 出発の日
成田空港を午後3時頃出発、香港空港に着いたのは日本時間で7時半頃、約4時間半のフライトであった。
行きと帰りは時間が異なるらしく、非常に長く感じた。
香港空港到着後、時間も遅かったので早速タクシーに乗り込み、香港滞在期間4泊全て同じホテル、九龍のインターコンチネンタル香港ホテルへと向かった。
息子がレストランを予約していた為、予約時間を既に過ぎていたこともあり、ホテル到着早々、荷物を置いて予約していたレストランへと急いだ。

そこはペキンダッグで有名  続きを読む・見る>>

2019年1月9日水曜日

やるは易く やめるは難し

先日、自治会の新年会が地元集落センターでいつもどおりに開催された。
仕出し料理をつまみながら酒坏を交わし、時世のネタや趣味の話などに花を咲かせながら、一年の無事を祈り、皆で祝った。出席者は約50名ほど、例年出席する顔ぶれはだいたい決まっている。その為仕出しの注文などはある程度把握できるので、手配はそれほど難しくはない。

当自治会は人数が少ない割には 続きを読む・見る>>

2019年1月3日木曜日

禍福倚伏

昨年も色々あった。
3月には息子の留学先である台湾に行った。私にとっては人生初の海外渡航だった。
出不精の私にとっては、ある意味苦行に近い行為だが、息子が居る間に、との思いから決断したのだったが、今では楽しい思い出の一つとなっている。
また、6月には還暦祝いの同級会が、志戸平温泉を会場として止宿を共にしながら戯歌水游の楽しいひと時を過ごし、旧交を温めた。
しかしながら、楽しい思い出ばかりではない。

私が所属する  続きを読む・見る>>