2017年2月12日日曜日

久方ぶりのFP勉強会

昨日は久方ぶりに一関FP協会主催の勉強会に出席した。
講義内容について
1限目は佐々木由佳さんが講師の個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」
2限目には佐々木康夫さん講師による「60代からの財産管理」
通常なら睡魔に襲われる昼食後の時間帯とあって、惰眠を心配して後ろの席を陣取ったが、ともに内容の濃い講義、じっくりと受講させていただいた。

1限目の年金については、少子化の影響もあってか、受給年齢が次第に引き上げられる状況にある。60歳から65歳、65歳から70歳と、生きる為には死ぬまで働かなければならない。
残念ながら嘗て描いていた老後の計画や夢も次第に崩れ始めている。
今後は「公助」ではなく、「自助」としての認識を改め、自分で資産を運用し、管理していかなければならない。歳を取って自力で動けなくなったとしても、自力で動かなければならない時代になりつつあるようだ。

2限目の講義は、財産管理について具体的な方法を例にとって講義が進められた。
今後の備えとして、
①財産管理等の委任契約書(判断力はあるが体の自由がきかない)
②任意後見契約書(将来の判断能力低下に備える)
③エンディングノート(自分の思いを伝える)
④遺言書(遺産分割に法的拘束力を持たせる)
⑤尊厳死宣言書(延命治療を拒否する)
など、5項目の要点について、具体的に説明があった。
また、法定後見制度については、後見人の不祥事件が発覚するなど、厳しい現状に触れた。
つい先日も、とても許し難い後見人の不祥事件があったばかりだ。

昨年、一昨年と、全日本選手権やいわて国体など、大きな競技会があり欠席が多かった勉強会だが、今年は極力参加したい。講義終了後、会場を移して新年会があったが、今回は2日連休とあって存分に飲むことができた。
飲むや歌うや久方ぶりに楽しいひと時を過ごさせていただいた。






















0 件のコメント:

コメントを投稿