2017年12月30日土曜日

平成30年を振り返って

今年も残すところあと1日と迫った。1年はあっという間である。
この1年を振り返ってみると、反省点も多々あった。
個人的には自治会の雑用や地元文芸団体の編集作業など、雑務に追われはしたが、県競技団体の組織運営から一線を退いたこともあって、心理的には比較的安寧の一年であったように思う。
来年はどんな年になるのだろうか。「非常に良い年」でなくとも、悪い年にならないことを願うばかりだ。

日本を取り巻く昨今の世界情勢をみると、不安材料ばかりが目についてしょうがない。

続きを読む・見る>>



2017年12月25日月曜日

年末の悩みのタネ第二弾

年末の悩みのタネと云えば、先ず一つ目は年賀状だが、前もって時間のある時に少しずつ進めていたので、なんとか15日には投函できた。あとの悩みのタネはなんといっても大掃除と云うことになる。
これがまた実に厄介だ。
私は自営業なので、事務所からトレーニングルームまで全てひとり作業となる。それに加え自宅の大掃除も、年寄りしかいないので殆ど私ひとりでこなさなければならない。
やることが多過ぎだ・・・。

続きを読む・見る>>

2017年12月21日木曜日

弾道ミサイル落下時マニュアル

スポーツ庁からの通知が、県の体育協会を通じて届けられた。
それによると、
北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応をめぐり、もし主催する競技大会時にミサイルが落下した場合、各団体に於いての対応作を検討しておく必要があり、その為の資料として添付されてきた。
平成29年4月21日付け消防国第38号、消防運第24号の「弾道ミサイル落下時の行動等について」を参考に作られたようだ。

「もうそんな状況にきているのか?」  続きを読む・見る>>

2017年12月19日火曜日

UFO(未確認飛行物体)

12月16日の米ニューヨーク・タイムズ(電子版)が、米国防総省が2007年に、秘密裏に未確認飛行物体(UFO)の目撃情報を調べる「先進航空宇宙脅威識別計画」を始動させていたと報じた。
嘗て1940年代にも、米空軍が秘密裏に未確認飛行物体の調査を行っていたことは巷の噂として広がっていたようだ。
次世代技術の発展や進歩、軍事力を世界に誇示する上でも必要なことと考えてのことだろう。

そもそも  続きを読む・見る>>

2017年12月15日金曜日

年末の悩みのタネ

年末の悩みのタネの一つ、年賀状を昨日無事に書き終えた。
以前は表も裏もプリンターの恩恵に与り、その機動力に甘えており悩むこともなかったが、以前、ある人物が「やはり年賀状は直筆でないとありがたくないよなぁ」とのひと言に、「確かに」と納得しきりであった。
そんなことからせめて宛名ぐらいは手書きにすべきと、思い改めたのが悩み事の経緯である。
流石に、百枚ほど一気に書き上げる気力もなく、ここ数年、日を分けて、小分けにして書くことにしている。
1日15枚程度であれば、一週間ほどで終わり、それ程重荷に感じることもない。
早速、投函解禁日の本日、郵便局に足を運んだのだった。

年賀状の原型は  続きを読む・見る>>

2017年12月12日火曜日

一関期待の綺羅星「岩渕麗楽」

地元一関に明るいニュースが飛び込んできた。米コロラド州のコッパーマウンテンで行なわれたスノーボードのワールドカップで、岩手県一関市在住の15歳、岩渕麗楽(れいら)ちゃんがワールドチャンピョンに輝いた。
地元一関市出身のワールドチャンピョンは初、快挙である。
彼女は僅か13歳でプロ資格を取得。現在は地元一関市の高校(一関学院高等学校)に通う現役の女子高生である。

彼女は、世界の女性では未だ4人しか成功していない大技、バックサイドダブルコーク1080に成功している。
2017年のプロツアーランキングは第1位。
来年の平昌冬期五輪出場は年齢制限でどうかなと気になったが、大丈夫そうだ。
一関に縁のある代表選手として、他に男子ボブスレーの佐々木達也選手(広島市)がいるが、ともに活躍を期待したい。今後が実に楽しみである。






2017年12月9日土曜日

呆然自失

呆れたもんだ!
中国の首都北京市南部の新建村で、11月18日発生の火災により、簡易宿泊所に暮らす子供8人を含む19人が煙火の犠牲となった。その火災事故が発端となり、北京市は周辺1km四方の住人に対し、違法建築を理由に立ち退き命令を下した。
猶予期間は僅か数日のみ。あっという間に瓦礫の荒地へと変貌した。
退去命令を下された殆どの住人は地方からの出稼ぎ労働者である。あてもなく路頭に迷っているとのことだ。
人を人とも思わぬ冷徹な行政の強制執行には只々呆れるばかりだが、呆れた話はこればかりではない。

続きを読む・見る>>

2017年12月2日土曜日

パシフィック・ウォー

繁忙期もようやく一段落し、多少の時間的余裕が出てきた。
とは云え、年越しに向けて何やらかにやらとあることは否めないが・・・。
取り敢えずは一息つけそうだと云うことで、DVDを借りることにした。
借りたのは準新作3本。そのうちの1本は残念ながらパソコンに呼び込んで早々、エンデイングのテーマ曲が流れてきた。と云うことは以前パソコンに呼び込んだと云うことだが、すっかり忘れていたようだ。
結局は時間が勿体無いので他の作品を観ることにした。
その中の1本が、今回取り上げた「パシフィック・ウォー」である。
この映画は2016年9月に公開された米国の戦争映画で、主演はニコラス・ケイジ。監督はマリオ・ヴァン・ピーブルズ。

続きを読む・見る>>

2017年11月28日火曜日

すみえんが

今朝はかなり冷え込んだ。
未だ11月だと云うのに・・・。
それでも日中はポカポカの小春日和。動きやすく、室内でじっとしているのは勿体無い一日だった。
しかし日没は確実に早まってきている。
今年の冬至は12月22日(金)。夜が1年で一番長い日、つまり日没が一番早い日まであと23日と迫り、年越しまでひと月余り。
明々後日から12月(師走)だが、別称「春待月」。もう既に春が恋しい。何れにしても、今年もあっという間の1年だった。

因みに、タイトルやフォト短歌の3句目「すみえんが」とは、凍りついた栗のイガのこと。
「すみ」は「凍みる」が訛り、「えんが」は「イガ」が訛ったものだが、私の造語訛りである。




















2017年11月24日金曜日

吉田羊の酒場放浪記

酒場の番組と云えば、なんといっても「吉田類の酒場放浪記」である。
先週の土曜日、岩手県パワーリフティング協会忘年会のため盛岡を訪れた。
盛岡駅前の居酒屋(ももどり駅前食堂)が会場だったが、料理は美味しく、酒もまた実に旨かった。
宿泊は近くのワシントンホテルを予約。帰りの心配をすることもなかったので、遠慮なく呑めた。
ましてやホテルを出る直前、テレビをつけると「吉田類の酒場放浪記」が映っていた。
宴会開始まで多少時間があったので、番組終了までじっくりと吉田類の居酒屋を堪能する様子に見入りつつ、これから呑む準備、雰囲気を高めていった。

先程テレビを付けてみると、吉田類ならぬ、ぴったんこカンカンの「吉田羊の酒場放浪記」が映っていた。これもまたいい。
出来ることなら、吉田類さんは居酒屋を出た後に俳句を一句披露するが、吉田羊さんには短歌を一首披露してもらいたい。



2017年11月23日木曜日

イマジンの心

盗難にあっていたジョンレノンの遺品100点(日記や楽譜など)が、ドイツの首都ベルリンで見つかったとのことだ。
価値として4億円相当だそうだ。
楽譜には未発表のものもあるのではないだろうか。
反戦活動家としても知られていたので、反戦を訴える曲もあるのではないだろうか。

反戦の曲と云えば、ジョンレノンの曲では「イマジン」が一番有名だろう。
イマジンとは  続きを読む・見る>>

2017年11月17日金曜日

平成29年度短歌実作講座無事終わる

本日、岩手県北上市本石町の日本現代詩歌文学館に於いて、篠弘館長による今年最後の短歌実作講座が行われた。
会場となる日本現代詩歌文学館は、詩歌の森公園の一角にあるが、その詩歌の森公園は、私が心底尊敬する高橋静雄さんが北上市役所在職当時、設計施行に関わった施設と聞き及んでいる。
毎年紅葉のシーズンになると、実に見事な秋のグラデーションを披露してくれている。
ただ今回は残念なことに既に盛期は過ぎていた。

篠弘館長の短歌実作講座は 続きを読む・見る>>

2017年11月16日木曜日

国交正常化

日中間の国交が改善の兆しあり・・・か?
日中平和条約締結から来年で40年目を迎える。
先日の日中首脳会談では嘗て見たこともない日本に対する笑みが、習近平国家主席から溢れた。
色んな憶測を呼んでいるようだが、本物であってほしいものだ。
隣近所がいがみ合う状態は決して好ましいことではない。北朝鮮に対して、団結による圧力が必要かもしれないが、対話の窓口を閉じ、機会を封じるのは賢明でないと考えられる。

続きを読む・見る>>


2017年11月7日火曜日

理非善悪

本日、盛岡市紅葉が丘のもみじが丘幼稚園で焼き芋大会が開かれ、園児らが美味しそうに、熱々の焼き芋を頬張っていた。
和やかな映像にほっこりさせられたが、その背景には善と悪の物語があった。
去る10月16日、秋の焼き芋大会を楽しみに園児らが植えたサツマイモが、何者かに盗まれた。
それを知った全国の善意ある人たちより、100キロのサツマイモが届けられ、今日の焼き芋大会が無事に開かれたとのことだ。

ネットで確認してみると、同様の窃盗事件が2012年10月、安曇野市の保育園でもあったようだ。
盗難にあって園児たちはかなり落ち込んだとのことだが、それにしてもとても許せない行為である。
今後二度と繰り返されない為にも、一刻も早い犯人逮捕を望みたい。


2017年11月4日土曜日

防災対策の一環として

近年あちらこちらで洪水などの水害に関するニュースが、テレビ画面を占領する場面が増えたように感じる。
局所的に集中する豪雨、ゲリラ豪雨なる特異(今では一般的)な自然現象の造語を頻繁に耳にするようになった。
それも地球温暖化の影響だろうか。となれば、自然災害と云うよりは人災と云うべきか、政治的な判断ミス、欠陥による人為的な問題と云えるのではないだろうか。

ただ、政治的欠陥による人為的な問題はそれだけではあるまい。
中山間地(里山)の農業政策もそのひとつと云える。
今、急速な勢いで中山間地の田畑が休耕田となり、耕作放棄地となっている現状がある。
ひと昔前までは、春になると田んぼに水を引き込み、お田植えを待つ水田は鏡田となって日中は山容を映し、満月の夜は田毎の月となって見る者の目を楽しませ、心に幻想の観念を呼びおこしてくれる。

続きを読む・見る>>

2017年10月27日金曜日

ひとり脱穀

いわい天然乾燥米「元氣」の脱穀が無事に終わった。
予報では再び週末に台風接近とのこと。秋の天候は刻々変化するので予測が難しいが、再び雨や強風に祟られては困る。
そんなことから前回に続き急遽予定を変更、残りの分の脱穀作業に取り掛ることにした。
平日とあって従兄弟らの加勢は期待できない。

続きを読む・見る>>

2017年10月26日木曜日

2017年度の一関市市勢功労者が決まる

2017年度の一関市市勢功労者が決まった。
元一関市立図書館名誉館長であり作家の及川和男(83)先生が、教育文化功労として表彰されることが決まった。
及川先生は代表作の『村長ありき』や『森は呼んでいる』 (新創作児童文学)を初め多くの著書を世に出し、今尚健筆をふるっておられる。
現在会長を務める「一関・文学の蔵」では、来年3月発行予定の年間誌『ふみくら』の編集に力を注ぎ、奔走しておられる。
本日の午前中も、私の事務所で編集作業にあたったばかりだ。
11月3日(金)に授賞式があるとのこと。

続きを読む・見る>>

2017年10月19日木曜日

多岐多端の秋

一昨日も検査、本日も検査と、新米の検査も佳境に入り、忙しさもピークを迎えている。
ただ、例年よりも袋数が少ないように感じる。大型化に伴い、フレコンによる出荷が増えたことも要因の一つであろうし、飼料米への転作が要因の一つでもあろう。しかしながらそれだけではなさそうだ。

今週末に脱穀を予定していた飯米分の天日干しの稲束 続きを読む・見る>>

2017年10月12日木曜日

新米の注文受付開始

平成29年産いわい天然乾燥米「元氣」の注文受付を開始致します。
先月下旬から今月初めにかけての稲刈りが、機械の故障もありましたが無事に終わり、今のところ順調に天日や秋風に晒され、じっくりと自然乾燥されております。
10月22日に脱穀作業を計画していますが、天候次第では若干のズレ込みはあろうかと思います。
公表された岩手県南部の作況指数は平年並みですが、場所によっては多少の増減はあり、我が家のような中山間地は例年よりも若干少なめのように感じます。
そんなことから、注文受付は早々に終了する場合もありますことをご了承頂ければ幸いです。

いわい天然乾燥米「元氣」

2017年10月10日火曜日

早起き歩く会

昨日は体育の日と云うこともあり、あちらこちらで様々なスポーツイベントやレクリエーションが開催された。
私の住む岩手県一関市でも、体育の日の記念事業として「スポーツの振興及び奨励を図り、市民体力の向上とスポーツ精神の涵養に資すること」を基本方針に、今年で53回目となる「早起き歩く会」が一関市の各地区で行なわれた。
立場上出ざるを得なくなったこともあり、恥ずかしくも53回目にして初の参加となった。

各地区の集落センターに集い 続きを読む・見る>>

2017年10月5日木曜日

熊に注意!!

Facebookをスマホでまさぐっていると、私が営むトレーニングジムのメンバーであり、農産物検査員仲間でもある千葉君の写真に目が釘付けとなった。
熊が足の裏を曝け出して仰向けになっている写真だった。
早速本人に確認してみると、イノシシの捕獲用に仕掛けられた罠に掛かったものに、たまたま犬の散歩途中に出くわしたとのことだった。

昨今 続きを読む・見る>>

2017年9月30日土曜日

一関市議会議員選挙投票間近

疑問の多い解散に伴い、衆議院選挙の公示日が10月10日、投票日が10月22日と決まった。
ここ岩手県一関市でも、市議会議員選挙の投票日が明後日に迫り、慌ただしさを増している。
私の地元からも先輩が一人立候補している。
今迄も同地区から議員がいたが、高齢もあり引退したいとのことで、立候補を断念した。その後任にと、先輩の千田良一さんに白羽の矢が立てられた。

ただ当初、本人は全くそのつもりはなかったようだ。
前任者や周囲からの強い要請により、立ち上がる決意を固めたとのこと。
「俺が、俺が」「我こそは」と積極的に出たがる人物もいるが、それはそれで否定するつもりも、ダメだと云うつもりもないが、やはり何より周りから押されて出る人物の方が、間違いなく人格者が多いのではないだろうか。千田良一さんは間違いなく人格者であり、有能な人物である。
是非とも当選していただきたい。
地元のことだけでなく、一関市全域の為にも必要な人物だと私は確信している。
因みに、私は仕事と稲刈りの都合により期日前投票を済ませている。


インターネット等を利用する方法による選挙運動の解禁等




2017年9月27日水曜日

稲刈り始まる

例年より1週間遅れの稲刈りが始まった。
飯米分用の田圃では、天日干しの為にまず最初に杭を立てることから始まる。
炎天下での杭立てはかなりしんどい作業だが、杭をしっかりと土中に埋め込まないと突風で倒される可能性がある。稲刈り後から脱穀までの3・4週間には、必ずと云っていいほど台風に見舞われる。
他の田圃では半分ぐらい倒されたりもするが、幸い我が家の田圃はあまり被害を受けずに済んでいる。
勿論1本・2本は倒されたり、倒れなくとも掛けた稲束が吹き飛ばされたりはしょっちゅうだ。
「今年は台風に見舞われなければいいな」と毎年祈っているのだが・・・。

続きを読む・見る>>

2017年9月23日土曜日

信用問題

一度信用を失ってしまうと、信頼回復は実に難しいのが現実だ。
一連の不倫疑惑や、パワハラ傷害疑惑など、有権者の信用を失ってしまうと再起は厳しいのではないだろうか。
また、身上もろもろの問題を抱えながら、疑惑に対する説明責任を逃れながらも解散に踏み切る国の最高責任者もいる。
政治家の本分とは、平和をもたらし、国民の安全な生活維持を最優先に政治的判断を下し、決断するものだと私は思っている。

先日の核兵器禁止条約の署名式には、世界で唯一の被爆国であり、尚且つ被曝を経験したにも係わらず出席しなかった。
国連総会での総理の演説では、北朝鮮に対する過激なメッセージ、「対話ではなく圧力だ」と云い放った。

続きを読む・見る>>

2017年9月22日金曜日

平成29年度「短歌実作講座」

昨日より、北上市の日本現代詩歌文学館にて、当館館長の篠弘先生を講師に平成29年度の「短歌実作講座」が始まった。
私は東日本大震災の年に初参加して以来今年で7年目。
毎年楽しみにしている講座であり、あっという間に7年目を迎えた。
昨年迄は午後開催の第1班に所属していたが、今年からは仕事の都合で午前の部の第2班に所属することになった。
てなことで本日、午前10時より篠弘館長のありがたい今年第1回目の講義を受講することができた。

講義内容について軽く触れてみたい  続きを読む・見る>>

2017年9月21日木曜日

平成29年度「鑑定会及び農産物検査員任命書交付式」

本日の午後1:30より、JAいわて平泉の西部営農振興センターを会場に、農産物検査員らによる鑑定会及び農産物検査員任命書交付式が行われた。
ここにきて漸く稲刈りが始まりつつある岩手県南部の作況及び稲刈り状況だが、稲の育ち具合は例年よりも1周間ほど遅れ気味である。そのことから農産物検査員任命書交付式も例年よりも1周間ほど遅かった。

作況指数の定義は  続きを読む・見る>>



2017年9月15日金曜日

賢治とスイーツ

このところ田圃周りや休耕田の草刈り作業に追われに追われ、尚且つ本業との時間調整の難しさから、なかなか顔を出せずじまいだったTea Room「風」に、昨日久方ぶりに足を運ぶことができた。
いつもは一人でふらっと訪れることが多いが、前々から案内する約束を交わしていた一関・文学の蔵の編集委員(副編集長)仲間、佐藤竜一氏とお邪魔することになった。

今回は会話が弾み  続きを読む>>

2017年9月11日月曜日

第10回斎藤實・春子夫妻を偲ぶ等短歌大会

一昨日の土曜日、「斎藤實・春子夫妻を偲ぶ等短歌大会」の為に奥州市水沢区を訪れた。
当短歌大会は2008年の斎藤實生誕150年記念事業として企画され、今回で10回目を迎える節目の大会だ。
斎藤實翁はご周知の通り、岩手県出身の総理経験者5名のうち、平民宰相として知られる原敬第19代内閣総理大臣に次いで2番目に総理(第30代)となった人物である。
また、1936年2月26日、武力による強硬路線をよしとする皇道派のクーデター(二・二六事件)により、無念の最後を遂げたことは歴史の教科書にも出てくる。

斎藤實翁は武力をよしとせず  続きを読む・見る>>



2017年9月9日土曜日

地震雲

昨日の夕方、事務所北側の窓ごしに見慣れぬ景色が目に飛び込んできた。
天気は雲一つない秋晴れの筈だったが、視線の先にはどす黒い雲が、もくもくとその存在を誇示していた。
うす気味の悪いその光景に、何かの先触れではないかと予感した。

今から9年前  続きを読む・見る>>


2017年9月8日金曜日

最後のあめ

秋は感傷的になる季節でもあるが、そんな時には音楽に触れてみたい。
秋に聴きたい曲は沢山ある。Net上を探りながら泳いでいると数十曲がヒットする。勿論聴く人の感性によって曲の好みは違ってくるだろう。
また、秋に関するポエムも沢山ある。日本を代表する詩人では、北原白秋の「秋」や、中原中也の「秋が来た」などが挙げられようか。
海外の作品では  続きを読む・見る>>

2017年9月6日水曜日

結実なるや否や

先日北上市を訪れた折、農家レストラン「さん食亭」の敷地内にあるガーデンセンター「サンQ」に立ち寄った。
店先に陳列された果樹コーナーを眺めていると、白桃やさくらんぼの佐藤錦の苗木が目にとまった。
本来なら5月・6月が植え替え適期と思うが、9月とて決して悪くはない筈。取り敢えずは1本づつ購入し、植えてみることにした。

続きを読む・見る>>





2017年9月3日日曜日

ダブルベリー

本日、所用のため北上市を訪れた。
昼食は久方ぶりに農家レストラン「さん食亭」を訪ねようと思っていたが、生憎今日は日曜日、満席だった。次回は是非平日に訪れたい。
さん食亭の近くに、以前から気になっていた喫茶店がある。
北上市街地から国道107号線を東に進み、北上川を渡ると間もなく、左手に農家レストラン「さん食亭」とガーデンセンター「サンQ」の看板が目にとまる。そこから3百メートル程遠野方面に進むと左手に団地があり、気になる喫茶店はその団地内にある。
カナダからの輸入材で建てられたログハウス、Little Deer Coffeeである。三角屋根が特徴だ。
店内に入り2階に通された。
続きを読む・見る>>

2017年9月1日金曜日

危機対応

8月最後の火曜日、29日の早朝6時頃、スマホにセットしていた目覚まし音とは異なる、聞き覚えのない耳障りな音で目を覚ました。
何事かと眠い目をこすりながらスマホ画面を覗き見ると、「北朝鮮からミサイルが発射された。地下施設や堅牢な建物に避難するように」との緊急連絡だった。警戒地域として当県も含まれていた。
最近報道された北朝鮮の事前予告から、グァム周辺にミサイルを発射するものとばかり思っていたのですっかり意表を突かられてしまった。もっとも、有事の際には事前予告などあろう筈もないが・・・。

今から19年前の1998年8月  続きを読む・見る>>



2017年8月31日木曜日

ドラゴンゲート一関大会迫る!

来る9月3日(日)、一関市東台のアイドームを会場に、神戸を拠点とするプロレス団体DRAGON GATE(ドラゴンゲート)、YAMATO(一関市出身)選手の凱旋試合が開催される。
「ドン・フジイ、山村武寛 vs 吉野正人、ビッグR清水」や「土井成樹、望月成晃 vs ジミー・神田、ジミー・カゲトラ」
メインイベントとして、
「YAMATO、B×Bハルク、Kzy、ヨースケ♡サンタマリア vs CIMA、ドラゴン・キッド、Gamma、Eita」
の5ユニットサバイバルレースが行われる。 詳しくは>>

DRAGON GATE(ドラゴンゲート)
日時:2015年10月11日(日)午後5時試合開始
会場:一関市産業教養文化体育施設(アイドーム)
住所:岩手県一関市東台50?46 
電話:0191-21-5444


2017年8月25日金曜日

東京五輪聖火リレーの行方

2020年東京五輪まで、いよいよ3年と迫った。
1年前の昨年9月、希望郷いわて国体が開催されたが、私は開催地の競技責任者として公開競技の準備等に悪戦苦闘した経験があり、準備委員会による裏方の苦労を肌で知っているつもりだ。3年の歳月などあっという間である。
一つの競技のみの準備ですら、あれほど苦しんだことを思えば、ビックイベントであるオリンピックともなれば、各担当者の心労は計り知れない。成功するしないは全て段取り次第なのである。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は  続きを読む>>





2017年8月22日火曜日

世代間交流

例年、私の住む地区は、8月14日の盆踊り大会と一緒に世代間交流として流しそうめんなどをやっていたが、盆踊り大会は「お盆前のひと月以内にご不幸がある場合は中止」との自治会の決定事項により、今夏も、昨年に続き2年連続の中止となった。
その為、世代間交流事業は別口で開催する必要がある為、一昨日、集落センター駐車場を会場に、花火大会やスイカ割り、焼肉や焼きそばなどでお腹を満たしながら子供たちとの交流を楽しんだ。

昨今、少子化問題が懸念されるように、我が地域でも子供が少なくなっている。とは云え、少人数ながらも子供らの元気にはしゃぐ声を耳にすると、安堵感や平穏感を覚えぜずにはいられないのである。

海外ではテロや内乱、内紛と云った無分別で不徳義な武力の衝突により、何の罪もない一般市民や子供たちが戦禍の犠牲となり、希望ある未来を一瞬にして奪われる悲劇を、モニター越しに見る度に心が張り裂けそうになる。
しかしながら、それは所詮、映像をとおしての二次元的な視界のみの世界であり、実態を伴う現実的な悲しみを体感している訳ではない。映像から目を背ければ、他人事のように忘れ、対岸の火事に留まってしまう。

今現在日本海を挟み、近隣国との緊張感がなお一層高まるなか、一触即発の状況にある。
決して絵空事ではない現実がそこにはある。
くれぐれも武力衝突だけは避けなければならない。
子供たちの屈託のない笑顔、笑い声を決して絶やすような政治的決断だけはやめてもらいたい。
アメリカのティラーソン国務長官が、話し合いでの賢明な解決策を模索すると云っているように、徹底した対話での解決を心から望んでやまない。






















2017年8月19日土曜日

聖老人「天龍杉」

ここ岩手県南地域も、雨また雨。
7月下旬に梅雨晴れ宣言があったその直ぐ後から、再び本格的な梅雨入りでもしたかのような愚図ついた天気が二十日あまりも続いている。
長雨や日照不足により、米の生産者として気が気ではないところだが、自然の営みに逆らう訳にはいかない。
致し方なし・・・・・・。

雨と云えば、日本で一番雨の多い場所が鹿児島県の屋久島と云われている。現地では一年に366日雨が降ると云われる程、雨が多い。
屋久島は私にとっては思い出の地でもあり、若かりし頃   続きを読む・見る>> 









2017年8月17日木曜日

平成29年産新米の販売受付について

例年、8月下旬を目途に、いわい天然乾燥米「元氣」の注文予約を受け付けておりましたが、今夏の長雨や日照不足の影響から、今年は収穫量の減少が懸念されます。そのことから、今年度の新米の販売受付は、作況の様子を確認しながら行っていくことと致しました。
10月中旬には、おおよその収穫量が掴めるものと思われます。2017年度産新米の注文受付等は、10月中旬から下旬になろうかと思います。何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

いわい天然乾燥米「元氣」









2017年8月14日月曜日

“平和”以上の悦びはない

長崎の原爆の日の田上市長のコメントが、実に印象的だった。
核兵器のない世の中にする為、核兵器を持つことも、配備することも禁止する「核兵器禁止条約」が、112カ国が賛成の下、7月7日に国連で採択された。
世界で唯一、原爆の恐怖と悲惨さを肌で知る日本は、その会議に参加すらしなかった。日本政府はその禁止条約に批准しない方針だと世界にアピールしている。
核の傘の下で、身をかがめながら小さくなって難を逃れることを日本政府は望んでいる。
確かに、日本海を挟んで緊迫した状況が続いている。最近特に北朝鮮の強行圧力が増してきており、アメリカとの対立関係は、一触即発の状況にあるようだ。アメリカのトップの過激な言動が引き金にならないことを祈るばかりだ。
もし万が一、アメリカの領土にミサイルが着弾しようものなら、日本は2016年3月施行された安保法にもとづき、集団的自衛権の行使に踏み切り、武力行使に踏み出る可能性が高まった。
8月10日の衆院安全保障委員会で、小野寺五典防衛大臣は北朝鮮がグァム周辺に向けて弾道ミサイルが発射した場合、「米側の抑止力、打撃力が欠如することは日本の存立危機に当たる可能性がある」として、迎撃する可能性があると述べた。

もし、そのことから戦争へと 続きを読む・見る>>



2017年8月6日日曜日

ほろ酔い気分

「ほろ酔い気分」とタイトルに書いたが、残念ながら私のことではない。
一関は8月4日(金)の磐井川川開き花火大会を皮切りに、本日6日迄夏祭りのイベントが目白押しだ。















7月19日掲載のブログに紹介したが、昨日、一関夏祭りイベント企画の一つ、錦町フェスティバルが開催された。
その特別ゲストとして来関したのが、酒場放浪記でお馴染みの吉田類さん、大相撲元幕内力士敷島の浦風親方、そして偏愛系フードライターの小石原はるかさんら3名。
午後2時より、一関唯一の映画館一関シネプラザを会場に「吉田類の『今宵、ほろ酔い酒場で』」を上映。その後休憩を挟み、会場全体で乾杯し、御三方によるお待ちかねのトークショーが始まった。

トークショーでは、「吉田類さんの酒場放浪記BS-TBS」番組の話題を中心に、会場は割れんばかりの拍手喝采と爆笑の渦にのみ込まれながらの実に楽しいトークショーだった。
特に番組の裏話、なかでも美味くない料理に出くわした時の類さんの表情、仕草のこぼれ話しなどは会場の大爆笑を誘った。
あくまでも内緒話と云うことで、内容は公表できないが、会場に訪れた皆さんは今後の酒場放浪記の放映が更に更に待ち遠しくなったのではないだろうか。勿論、私も云うまでもない。

会場に詰めかけた殆どの人たちは、ほろ酔い気分でトークショーを楽しんだようだが、残念にも、私は帰りのことや、翌早朝4時起きによる自治会の花壇草取りなどが気がかりで、ウーロン茶のみに留めることにした。返す返すも後悔頻り、残念だが致し方なし。

トークショーの締めとして、吉田類さんが「呑むことのススメ」を説いたが、共感を呼ぶ内容だった。
世界中の皆が酒を酌み交わし、ほろ酔い気分になることによって、戦い、闘うことを酒(避け)る。
それによって平和になるのではないか。酔っ払っていては鉄砲も当たる筈なし・・・。

私見だが、特に日本海を挟んだ2箇所のお隣さんや、そのまたお隣の超大国のお偉いさん方と、内閣改造により心機一転、国民の信頼を取り戻そうとする我が国のお偉いさん方とが、コップ酒でも交わしながら、「無駄な経費のミサイルはもう打ち上げないよ」「ブロンズ像を平和的なものに変えるからね」などと、互いに友好的で柔軟な会話が弾むような雰囲気、機会を是非とも作って欲しいものだと只々願うばかりである。
ただ、藪蛇にならぬよう、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。

















2017年8月3日木曜日

心の種

先日、兵庫県の小学校で、30代の男性教諭が児童を対象とするアンケートで、「担任教諭は信頼できない」との項目を選んだ児童ら6名に対して、その理由を詰問したとのことだ。
子供は正直なので、厳しい先生には反感を持ったり、嫌いになるだろう。嫌いな先生に対して、アンケートで「信頼は出来るのか?」と問われれば、正直に、「NO」と答えるだろう。質問の内容にも問題があったのではないだろうか。
そもそも、そんな質問をすべきなのか。甚だ疑問に思う。

アンケートの内容を疑問視する問題が過去にもあった。 続きを読む・見る>>


2017年7月31日月曜日

多事多忙なる日曜日

昨日は実に多忙な一日だった。
早朝5時より、地区集落センターの草刈り及び整備活動を皮切りに、そそくさと朝食を済ませた後、地元消防団の屯所に直行。
ポンプやホースをはじめ、年に一度の消防活動に使うその他備品一式の点検及び検査の為、先週に引き続き屯所内外の清掃作業に取り掛かった。
吹き出る汗を拭いながら、少人数だがテキパキと作業をこなしていった。それでも検査が終わったのは既にお昼をまわっていた。
皆、休憩室に入るなり早速喉の渇きを冷たいお茶で潤し、会話も少なく黙々と弁当を平らげたのだった。
自宅に戻るとバタンキューであった。

小一時間程仮眠の後  続く気を読む・見る>>

2017年7月26日水曜日

梅雨明けは?

東北の梅雨明けはいつもなら7月25日~29日前後、だが今夏は湿った気流の影響で、7月28日以降も曇る日が続くとみられており、立秋(今年は8月7日)まで梅雨明けしないのではないかとの見方だ。
ジメジメ・ジポジポはもうタクサン。もうウンザリだ。

だが、今日は久々に爽やかな朝を迎えた。洗濯物の生乾きが気になっていたが、今日は良さそうだ。出来ることなら予想を覆し、このまま一気に梅雨明けといきたいところだが・・・。



2017年7月20日木曜日

杜父魚釣り

台湾の大学に留学中の息子が、一時帰国し、いつもながらの釣行の催促があった。今年は未だ一度も渓流竿を物置から出してはおらず、尺物用の9号の針がサビついたのではないかと気になっていた。
そんなこともあって、二つ返事で息子の催促に首を縦に振った。
昨年の8月以来、約1年ぶりの釣行となる。


続きを読む・見る>>



 

2017年7月19日水曜日

居酒屋放浪記いちのせき

私は仕事の都合により帰宅時間が遅い。況してや車での通勤となると、帰宅途中に「居酒屋で一杯」なんてことがなかなか叶いそうにない。
元々根っからの酒好きと云うわけではないが、飲み屋さんの雰囲気が好きで、アパート住まいだった若い頃は週末になると必ずと云っていいほど繰り出していた。

その好い雰囲気を今でも忘れられないようで、吉田類さんの居酒屋放浪記を見る度に、羨ましさと、自分がその場に居るかのような錯覚にとらわれ、ほろ酔い気分になるのである。
以前に、そのことを私のサイトやブログでも何度か紹介したことがあるが、訪れる居酒屋の雰囲気はもとより、何よりも店を後にしての一句がまた実にいいのである。

その吉田類さんが、遂に、一関にやって来ることになった。
来る8月5日、一関夏祭りの中日、「錦町フェスティバル」と銘打ったイベントで、一関唯一の映画館である一関シネプラザにて、「吉田類の『今宵、ほろ酔い酒場で』」の上映会がある。
その後直ぐに、ゲストの浦風親方(元幕内敷島)とフードライターの小石原はるかさんら3名のトークショーが始まるとのこと。

トークショーの後は、外に繰り出して祭りの為出店している屋台で舌鼓を打ちながら酒を楽しむ企画なんだとのことだ。
吉田類ファンの私は、居ても立ってもいられず、早々にチケットを買いに一関シネマプラザに走ったが、先客もかなりいたようで、予約席(140席)も直ぐに満席になりそうである。



















下の句はイメージ。なんとなくそんな光景が目に飛び込んでくるようである。










2017年7月14日金曜日

一昨日まで炎天が続き、蒸されるような暑さが続いたが、昨日は久方ぶりに纏まった雨が降って若干暑さも和らいだ。
家庭菜園の野菜たちにとっても恵みの雨となったのではないだろうか。
適度な降り具合で、有難い雨だったと思うけれども、九州地方の豪雨による甚大な被害を考慮すれば、素直に喜べるものではない。先ずもって今回の豪雨により、被災された方々に対して心よりお悔やみとお見舞いを申し上げたい。

本日は昨日の干天の慈雨となった天候とは打って変わって、再び厳しい猛暑日となった。
ただぽつねんと椅子に座っているだけでも汗がじわじわと出てくる。気怠い日が続けば続くほど、気力が次第に弱まり、やる気が薄らいでくるものだ。
そんな時には何らかの気分転換が必要である。

昨日の朝 続きを読む・見る>>


2017年7月8日土曜日

夏草は稲妻の如し

今年2巡目の草刈り作業も漸く大詰めを迎える。
ここ岩手県南地区での出穂時期は、おそらく例年通りの7月下旬頃か? 
カメムシ被害を考慮すると、できれば出穂の4・5日前には草刈りを終えておきたい。となると7月20日前後には終わらせる必要がある。毎年ギリギリ迄草刈りに追われる毎日だったが、今年は余裕を持って終わらせたいと思っていた。
倖いにも、地元の中山間事業の一環でトラクターに取り付ける草刈りモア(フレールモア)を購入した。その機動力のお陰もあって、例年よりも10日程早目に、2巡目に取り掛ることが可能となった。
しかしながら夏草の勢いは稲妻の如し。次から次と伸びまくり、荒ぶるのである。
最初に刈り終わった場所などは、もう既に「刈り頃」ときている。
いやはや、3巡目も考慮せざるを得ないようだ。

「荒ぶる」と云えば 続きを読む・見る>>





2017年7月3日月曜日

本当に想定外なのか?

「想定外だった」の一言で、多くの犠牲者、それも疑いのない人災による犠牲者を出した福島第一原発事故の責任を問う裁判、初公判が6月30日に東京地裁で開かれた。
起訴状によると、当時の東京電力の最高責任者らは、15メートルを超える津波の襲来を予見できていたにも係わらず、運転を続行させ、津波に対する何がしかの対策を取ってこなかった。

東日本大震災では、巨大な津波襲来により  続きを読む・見る>>



2017年6月26日月曜日

迫力のデスマッチ

昨日は早朝より沿道の草刈り(奉仕活動)を行い、早めに終わったので、田圃周り、今年2巡目の草刈りを始めることになった。つい4・5日前に1巡目の草刈りが終わったばかりだと云うのに。
いやはや、兎にも角にも伸びるのが早い。
本来ならもう少し休養をとって膝や腰の回復を、と思っていたが、自然のサイクル、営みをコントロールする術など人間にあろう筈もない。では、放ったらかしに・・・。いや、そう云う訳にもいくまい。
そんな積もり積もった鬱憤を何かで晴らしたいと思っていた。

そんな矢先、地元一関市出身の佐々木貴選手率いるプロレス団体FREEDOMS(フリーダムズ)が、昨日、一関市総合体育館(ユードーム)で開催された。東日本大震災以来、毎年開催している。
今回はスペシャルゲストとして、北上市江釣子出身の関節技の鬼、「組長」でおなじみの藤原喜明選手が特別参戦することになった。
また、サスケ選手とタッグを組んだのが地元一関市出身の女子プロレスラー「泰里」選手。家族の見守る中で善戦を尽くし、会場を盛り上げた。
そしてメインイベントが始まった。

数十本の蛍光管がリングロープに立てかけられた四角いジャングルの上に、FREEDOMS(フリーダムズ)の代表を務め、ダムズの象徴「殿」こと佐々木貴選手や、デスマッチのカリスマ葛西純選手らが武器持参で入場すると、会場のボルテージは上がり、一段と盛り上がった。
私は流血戦を決して好むものではないが、白煙を上げて蛍光管が割れる中、飛び散った破片の上にボディースラムやブレンバスターなどの技が決まる度、ついつい身を乗り出して見入ってしまった。
隣席する小学生らの甲高い応援が会場に響き渡り、会場全体が興奮の坩堝と化した。
いつしか病む腰や痛む膝のことなど、すっかりと忘れることができたのだった。