2017年8月14日月曜日

“平和”以上の悦びはない

長崎の原爆の日の田上市長のコメントが、実に印象的だった。
核兵器のない世の中にする為、核兵器を持つことも、配備することも禁止する「核兵器禁止条約」が、112カ国が賛成の下、7月7日に国連で採択された。
世界で唯一、原爆の恐怖と悲惨さを肌で知る日本は、その会議に参加すらしなかった。日本政府はその禁止条約に批准しない方針だと世界にアピールしている。
核の傘の下で、身をかがめながら小さくなって難を逃れることを日本政府は望んでいる。
確かに、日本海を挟んで緊迫した状況が続いている。最近特に北朝鮮の強行圧力が増してきており、アメリカとの対立関係は、一触即発の状況にあるようだ。アメリカのトップの過激な言動が引き金にならないことを祈るばかりだ。
もし万が一、アメリカの領土にミサイルが着弾しようものなら、日本は2016年3月施行された安保法にもとづき、集団的自衛権の行使に踏み切り、武力行使に踏み出る可能性が高まった。
8月10日の衆院安全保障委員会で、小野寺五典防衛大臣は北朝鮮がグァム周辺に向けて弾道ミサイルが発射した場合、「米側の抑止力、打撃力が欠如することは日本の存立危機に当たる可能性がある」として、迎撃する可能性があると述べた。

もし、そのことから戦争へと 続きを読む・見る>>



0 件のコメント:

コメントを投稿