2017年1月11日水曜日

愛他的精神

弥勒菩薩の高貴で穏しかる微笑みは、衆生済度を願い、高尚で慈悲の精神に溢れ、民衆の幸福をただひたすらに願う一途なお姿が、ひしひしと伝わってくるようだ。
その弥勒菩薩のように、自己愛よりも他者(人)愛、仁愛や博愛を重んずる姿勢こそが、崇高で尊く、心底から尊崇の念を持って拝顔したいと思う対象であり、象徴と云えるのではないだろうか。 一昨日の1月10日早朝、新春の恒例行事である「開門神事福男選び」が兵庫県西宮市の西宮神社で行なわれた。

約5000人が集い、そのなかからくじ引きによる258名の当選者が、開門と同時に境内を2百数十メートル先の本堂に向かって疾走する。
見事先陣を切ったのが、岩手県大船渡市出身の鈴木隆司君(21歳大学生)であった。
彼は5年前の中学生当時、東日本大震災による巨大津波の災禍に見舞われ避難生活を余儀なくされた。

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